2024年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお届けします。仕事術部門の第5位は――。
▼第1位 知らないことを「ググる人」は時代遅れ…東大教授が毎日使っている「無料で高性能の検索サービス」
▼第2位 怒った人に「申し訳ありません」は逆効果…ひろゆきが「キレた人にはこれしかない」と語る"最強の切り返し"
▼第3位 クレーマーに「申し訳ありません」と言ってはいけない…ひろゆき「クレーマーを一発で黙らせる最強のフレーズ」
▼第4位 「お世話になっています」よりずっと効果的…「センスのいい人」が書いているメールの挨拶文
▼第5位 これで素人でも相手の異常性を見抜ける…サイコパスが好んで口にする食材の特徴"と使用頻度の高い言葉"
※本稿は、内藤誼人『面白すぎて時間を忘れるサイコパスの謎』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
普通の人でもサイコパスを正しく見抜く「3つのポイント」
専門的な訓練を受けていないと、相手がサイコパスかどうかを見抜くことはできないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
カナダにあるデンバー大学のリアン・ブリンクは、刑務所に収監されている100名の男性と会話した様子をビデオに録画し、40名の素人の大学生に見せて、サイコパスかどうかを見抜けるのか実験してみました。
その結果、まったくの素人でもサイコパスかどうかを正しく見抜けることがわかったのです。
さらにブリンクは、次の3点に注目すると正答率が上がることを突き止めました。
サイコパスは、特に面白い話をしていないときでさえ、にこやかな笑顔を絶やしません。愛想のよいセールスマンが、にこやかに営業をするときのような感じでしょうか。
笑顔を絶やさないので、一見「さわやかな印象」を受けるかもしれませんが、それはあくまで「獲物を落とすための戦略」ですので、騙されてはいけません。
サイコパスは、オーバーアクション気味にしゃべります。テレビのトーク番組に出演しているお笑い芸人のような感じでしょうか。身ぶり手ぶりが大きいので、つい話に引き込まれそうになりますが、それも「獲物を落とすための戦略」ですので注意が必要です。
サイコパスは、あまり上品な家庭に育っていないことが多く、一緒に遊んでいる友だちも社会階級があまり高くない傾向があります。そのため、どうしても素行の悪い人が使うような、乱暴な言葉遣いになってしまうのです。