1次情報ではなく、受け手側に「価値」を付与しつつ情報配信できる教祖のごとき存在が、今、注目の「キュレーター」だ。各分野の第一線を走る識者たちは、普段、誰の情報を頼りにしているのか。一挙公開する。

複雑怪奇な情勢を「複眼的」に見る

ニューズウィーク日本版編集主幹 
竹田圭吾氏

「ニューズウィーク日本版」は、国際感覚の強いビジネスマンに、日本のメディアとは違った視点で「世界の真実を読み解くこと」をコンセプトにしている。

私は編集長時代、テレビのニュース番組や新聞を毎日チェックしていた。しかし、これらの情報だけで国際情勢を正確に読み解くのは難しい。むしろ「テレビや新聞の情報はまず疑え」というところから雑誌企画の第一歩が始まるといってよい。