本気で最悪の「電動スクーター」が登場
新年早々、都心の路上でいやーなものを見た。外国人の二人組が爆走する「電動シートボード」だ。
電動シートボードとは何か。要するに座って走れる電動キックボードのことだ。なにかライト感、カジュアル感を醸し出そうと考えたネーミングなんだろうが、本質を言うなら、電動スクーターだろう。略して「電スク」。しかも無免許でも乗れる代物だ。
この電スク、気づかないうちに原宿や代官山あたりで、アメリカ発のシェアサービスの黒船「Lime」の営業が始まっていた。
「ならず者」が歩道通行してもお咎めなし
見ているとお行儀が最悪だ。歩道も車道も右も左も何にも考えていない。それなのにスピードは速い。本気の本気で害悪でしかないと思った。
思慮の足りない利権議員たちが、わざわざ道路交通法をねじまげたせいで、これが無免許、ノーヘル、歩道通行で「お咎めなし」となった。
画像3のこれ、「こんなので歩道でこんなのに乗っているような連中は取り締まれ」と思うだろう。しかし、これが取り締まれない。なぜなら合法だから。
信じられるだろうか。写真のこれで合法なのだ。