2024年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお届けします。食生活部門(前期)の第2位は――。
▼第1位 これほど健康にいい食べ物はない…高血圧、糖尿病、心不全の持病持ちの医師(64)が年に200回食べているモノ
▼第2位 スポーツドリンクを飲むより効果的…「風呂上がりの水分+栄養補給」にピッタリな飲み物の名前
▼第3位 だからボケずヨボヨボにならず天寿をまっとうした…103歳が毎日食べたミネラルをしっかりとれる「おやつの名前」
▼第4位 パンと白米よりやっかい…糖尿病専門医が絶対に飲まない"一見ヘルシーに見えて怖い飲み物"の名前
▼第5位 肉を食べるより有益な成分を摂取できる…予防医学の名医「世界の長寿エリアでもりもり食べられているもの」
スポーツしなければスポーツドリンクは飲まなくていい
スポーツドリンクを飲むことで、なんとなく適切な水分補給になっている、健康増進につながったり、元気になれたりすると思っていませんか。
しかし、スポーツしなければスポーツドリンクは無理に摂取する必要はありません。
それでは、どのようなときにスポーツドリンクを摂取するのがよいのでしょうか。
ここでは、スポーツドリンクについてとことん学んで、その正しい飲み方を習得してみましょう。
元祖スポーツドリンク「ゲータレード」
わが国では、何種類ものスポーツドリンクが発売されています。その元祖が「ゲータレード」です。
ゲータレードは1965年に、フロリダ大学のアメリカンフットボールチーム「フロリダ・ゲーターズ」のために、同大学の医学・生理学者ロバート・ケード博士によって開発された飲料です。
ゲータレードという名称は、チーム名と「エード」(ade:レモネード〈lemonade〉等、飲料の意)の合成語です
ゲータレードはスポーツドリンクの元祖で、現在でも、世界シェアナンバーワンのスポーツドリンクです。
100ミリリットルあたり5ミリグラムと高濃度のナトリウム(塩分)が含まれています。その理由は、体を動かしたことによる発汗に対して、適切な量のナトリウムを補うためです。
また、いわゆる疲労回復の際に最も効率のよいエネルギー源であるブドウ糖やショ糖が多く含まれています。
つまりスポーツドリンクはその名のとおり、激しい運動で失われた水分、ナトリウム、糖分を補うための飲料であるということです。