1、2万円から始められる有益な金融商品

「子ども国債」と名づけるわけですから、用途は子どもの教育のみに使います。この国債によって子どもたちがより良い教育を受けられれば、ひいてはいわば、より良い“納税者”となるわけです。ということは、採算がとれる可能性が高い。むしろ増額するともいえるので、機関投資家に国債を買ってもらうためのIRストーリーが立てやすい。軍事国債やGX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債より、よほどリターンが大きい可能性もあります。しかもリターンの実態を想像しやすいことからも、通常の国債よりも売れるのではないか。私はそう考えています。

国債ですから、日本人ばかりでなく外国人投資家も買えます。通常の国債のように1、2万円で「子ども国債」を買うことができれば、個人でも気軽に始められる有益な金融商品になるのではないでしょうか。

そもそも現在の日本の少子化対策は、基本的に子どもを持つ世帯向けのものになっています。しかし少子化の流れを本気で止めるためには、「将来、子どもを産みたい」と思う人を増やすことが先決です。