いかに生活リズムを正すか
高卒支援会、不登校・引きこもり予防協会が行っている、立ち直りのための「3つのステップ」のうち、ステップ1を詳しくご紹介します。ステップ1は、次の順番で立ち直りを実行していきます。
学生インターンの訪問
最初はベテランスタッフと二人で訪問、その後一人で訪問
↓
身なりを整える
お風呂、歯磨き、ヘアカットなど
↓
外出を促す
週1回でも家から出るようにする
↓
大人とコミュニケーションをとる
今後の通学先となる居場所の大人と信頼関係を築く
↓
規則正しい生活
通学を週1回から5回へ増やしていく
最初はベテランスタッフと二人で訪問、その後一人で訪問
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身なりを整える
お風呂、歯磨き、ヘアカットなど
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外出を促す
週1回でも家から出るようにする
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大人とコミュニケーションをとる
今後の通学先となる居場所の大人と信頼関係を築く
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規則正しい生活
通学を週1回から5回へ増やしていく
最初の訪問は拒否反応を覚悟する
訪問の前に、両親に十分に聞き取りをして、子どもの成育歴から趣味、家の間取りまで調べます。間取りを調べるのは、子どもが嫌がって脱走することや、万一の危険な場合に備えて避難経路を確認するためです。
聞き取った内容を総合して、その子どもと相性のよさそうなスタッフとインターンを決め、作戦を練ります。
訪問することは両親から子どもに事前に伝えてもらいますが、ケースによっては伝えないで行くこともあります。
最初の訪問は、ベテランのスタッフが行きます。
初回の訪問では、挨拶や趣味の話などが中心です。焦って学校の話や進路の話などをしてはいけません。コミュニケーションを深めることだけにとどめておきます。
最初から口をきいてくれる子どもばかりではありません。
ドアを開けてくれない、トイレに閉じこもる、脱走する、部屋に入れてもずっと布団をかぶったまま、などさまざまなケースがあります。
本人と話せない場合は、部屋のドア越しや布団越しに話しかけたり、手紙を置いていったりします。
訪問が終わった後、特に事前に伝えていない場合は、たいてい子どもが親に怒ったり、暴力をふるったりする拒否反応が見られます。これも織り込み済みです。
そもそも一直線によくなっていくことはありません。
よくなったと思ったら、また悪くなって、その後にまたよくなる、というように、上がったり下がったりしながら、徐々によくなっていきます。一喜一憂しないで、ご両親は冷静に構えていましょう。