相場全体の上げ下げに一喜一憂する必要はない

私は、自分が投資した銘柄の買値をあまり気にしないようにしています。また、通常時は日々の株価の値動きにもあまり関心がありません。7月11日に日経平均株価が4万2426円77銭の史上最高値を付けた上げ相場に歩調を合わせ、株式投資を中心に形成してきた私の累積利益は7億円台に達しました。きっと「億り人のかぶ1000さんが株価を気にしないなんて……」と思われる人がいることでしょう。実際に、株式市場の取り引き時間中には株価を頻繁にチェックしません。

8月5日に日経平均株価が終値ベースで前週末比4451円28銭安の史上最大の下げ幅を記録する最中、投げ売りや損切りをする人もいたと思います。そこで改めて感じたのが、正しくて道理にかなった株式投資をしていれば、必ずリターンがあり、相場全体の上げ下げに一喜一憂する必要がないということです。このときも、「株価の急落で今年の利益が帳消しになったとしても、落ち着けば株価は適正な水準に回帰する」と、私は冷静に成り行きを見ていられました。