今日から実行したい「脳が成長する」生活習慣

私たちの「脳力」(能力)は、生まれたときから準備されたものではなく、日常生活の中で脳を刺激し、鍛えることで身につき、伸びていきます。

NG習慣に続いて、ここからは今日からぜひ実行してほしい、「脳が成長する」生活習慣を紹介しましょう。

脳が成長する生活習慣①

こまめに体や、足と口を動かす

脳を成長させるためには、まずは「動くこと」です。あなた自身はもちろん、ご家族や、会社・職場の部下や同僚などにも、ぜひ運動をすすめてください。

運動といっても、激しく体を動かす必要はありません。自主的にこまめに体を動かして、「運動系脳番地」を刺激することが、とても大事です。「運動系脳番地」を刺激するとストレス解消にもなります。「午前10時と午後3時」などと時間を決めて行うとより効果的でしょう。

ランチを買いに行く、荷物を出しに行くなど、外出の回数を増やすのも有効です。自然と交わるために、散歩やウォーキングも効果的でしょう。外に出て歩くだけで、足と目を使うため、「運動系脳番地」と「視覚系脳番地」が活性化します。

1日8000歩を目標に、50分から1時間歩くと、好奇心ややる気も出てきます。疲労回復、認知症の予防になるなど、“いいこと”ばかりです。ぜひ習慣にしてください。

足と口を動かすと「マンネリ脳」を脱け出せる

リモートワーク・巣ごもり生活で起こりやすい「マンネリ脳」から脱却するには、「足と口を動かす」ことです。

特に足の10本の指1本1本を別々に動かしたり、土踏まずに刺激を与えたりしてみましょう。足の裏には、多くのツボがあるだけでなく、脳の広い範囲とつながっているので大きな効果が期待できます。

「口を動かす」という意味では、会話の回数を増やすこともいいでしょう。

あえて必要のないことも、「脳への刺激のため」と意識して、オンラインや電話で会話をしてみるといいと思います。それを重ねていくことによって、リモートワークにおける「孤立化」を避けることにもなります。