景気テコ入れの「6兆円の補助金」は「需要先食い」
一方で、まだ農村のキャッチアップが期待できる、あるいは都市・農村ともに普及余地が大きい耐久消費財には、農村のエアコン、都市と農村の自家用車などがある。エアコンや自動車を対象に、購入に対する補助金を支給するなどすれば、より大きな効果発現が期待できることになるということだ。
中国政府は2024年7月25日、超長期国債の発行によって調達する1兆元のうち3000億元(約6兆2000億円)を投じて、車・家電の買い替えや、企業の設備投資を促すための補助金を増やすと発表した。
消費に関連して、車ではEVなど新エネルギー車の買い替え補助金を1万元から2万元に、ガソリン車は7000元から1万5000元に引き上げた。家電では、エアコン、パソコン、冷蔵庫など8品目が対象で、2000元を上限に販売価格の15%(省エネ・節水基準レベル2以上)~20%(同レベル1以上)を補助し、個人は1品目で1回利用できるとした。
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