教養科目として置かれる心理学は、どの大学でも大人気だが、取ってみてがっかりという声も案外よく聞く。

「人の心が読めるようになるかと思ったのに、何だか赤ちゃんの話ばっかりで……」。ははあ、発達心理学が専門の先生だったのだな。現実の心理学は領域的に細分化されているし、多くの学生が望む心理法則のインデックスのような授業をする先生は普通いない。このミスマッチから、期待外れという残念な評価が生まれやすいのだろう。