データを使いこなせる球団とそうでない球団に生まれる差

MLBには相当後れを取ったが、このようにNPBでも「情報化」は進展している。

結果として、佐々木朗希のロッテ、山本由伸のオリックス、千賀滉大のソフトバンクなどは、データを十分に活用し、ノーヒットノーランという結果を得た。

一方で、ただトラッキングシステムを導入し、アナリストを雇用しても、それを十分に活用できていないNPBの球団もある。

筆者はあるチームのアナリストが「球団のパソコンの修理やアプリのインストールが主な仕事になってしまっている」と嘆くのを聞いた。球団によって情報格差があるのも事実だ。

情報化は、目先の勝利と言うより、選手価値の長期的な維持、向上に資する部分が大きい。

今年のノーヒットノーランの頻出は日本プロ野球進化のメルクマールの一つとみるべきではないだろうか。

【関連記事】
高校生の「肩を壊す連投」に感動するグロテスクさ…過密日程の甲子園大会はいますぐ廃止するべきだ
なぜプロ野球の審判はグラウンドで決して謝らないのか…高圧的な態度をわざわざとる本当の理由
「我々は2025年までにナイキを抜く」日の丸アシックス社長が9000人社員を鼓舞し、結果をバンバン出せたワケ
「ご挨拶だけでも」という営業トークはもう通用しない…これからAIに淘汰されるダメ営業マンの共通点
「ワイン離れが止まらない」フランス人がワインの代わりに飲み始めたもの【2021上半期BEST5】