一回に飲む量を100mlに抑えるとゴロゴロしづらい

外出自粛が続き、骨が弱くなっている可能性があるため「カルシウムを日々しっかり補給してほしい」と、奥泉さんは呼びかける。

乳製品の中でヨーグルトは、腸内環境を整える「乳酸菌」が含まれるのがメリット。一方で牛乳の良さというと「飲みやすさ」が挙げられる。それに伴い、多くのカルシウムを摂取しやすいのだ。ヨーグルトは1カップ100グラム程度で、およそ120ミリグラムのカルシウムを含むが、牛乳の場合、コップ1杯(約200ミリリットル)で、約230ミリグラムが取れる。

「ただカルシウムは飲んだ分だけ一気に吸収できるわけでないので、毎日の継続と、一日の中でも分散させて乳製品を摂取するほうがいいでしょう。特に牛乳を飲むとおなかが張ったり、下痢をしてしまう人は、乳製品に含まれる乳糖分解酵素が十分に働かないといわれますが、一回に飲む量を100ミリリットルに抑えると、おなかがゴロゴロしにくいことがわかっています」(同)

味の好みや胃腸の調子で好きな牛乳を選び、温めても冷たいままでもOK。“一日一杯”を習慣にしよう。

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