部下が楽しめる飲み会に変える

最近の若い人は、飲み会が好きではないですよね。理由は、酒の勢いに任せて「上司が得々と語り出す」からです。

居酒屋日本居酒屋でお祝いのトーストを食べる日本人グループ
写真=iStock.com/recep-bg
※写真はイメージです

上司が飲み会好きだと、部下は、延々と上司の語りに付き合わされます。説教や自慢話を聞かされた揚げ句、二次会、三次会と連れ回されます。その間、「はい、はい」とうなずいているしかありません。ムダな時間で、生産性が何もありません。

誘われたときは、逃げるしかないです。逃げ方はいろいろですが、私はサラリーマン時代、1人の叔父を5回ほど殺しています(笑)。

「実家から妻のお母さんが来ていて」という言い訳も、角が立ちにくくて有効ですね。

また、飲んでいる間に、どんどん高い料理やお酒ばかり注文すると「あいつは高いものばかりめちゃくちゃ頼む」となり、次から誘われなくなります。

でも、飲み会は、有効に運営すれば、会社にとって有意義な催しにできるのです。普段仕事ではできない社内のコミュニケーションを円滑にし、ストレスを解消し、生産性を上げます。

うちは飲み会にルールを設けています。

時間は90分、二次会は禁止。説教・自慢話禁止、お酒の強要禁止、個室禁止など。