長身痩躯のモンゴル少年が、異国の異なる文化の只中で戸惑いつつ、その「国技」の世界の頂点に。長くその座に君臨し、ついにはその地に骨を埋めると決めるに至ったその心境をきいてみた。

常に崖っぷちにいる気持ちだった

――日本国籍の取得、おめでとうございます。

ありがとうございます。本当に嬉しいことでした。