日本に対する孫の深い愛情を感じる

ソフトバンクを悩ませる「電波問題」。今回の震災でも、つながりにくい状況がつづいた。現場の苦闘はつづく。
ソフトバンクを悩ませる「電波問題」。今回の震災でも、つながりにくい状況がつづいた。現場の苦闘はつづく。

100億円は、総資産7500億円を超えると予想される孫の個人資産からの拠出のようだ。孫はソフトバンク株を現時点で2億3161万4000株保有(2010年9月30日現在)しており、100億円をその持ち株数で割ると、およそ43.2円となる。寄付発表(4月3日)の前営業日の終値は3290円であり、他の要素をまったく考慮しない単純な計算で、ソフトバンクの株価が3333円に達すれば、孫はもとがとれる計算だ。

では、なぜ孫は100億円もの巨額の義援金を拠出するのだろうか。