そもそも男女のものの考え方や感じ方には違いがある

突然、妻がよくわからない理由で怒り出す。とりあえず謝ったら、今度は謝り方に誠意がないと火に油を注ぐ結果に……。こんな目に遭った男性も少なくないことでしょう。

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なぜこんな悲劇が起こるかといえば、そもそも男女のものの考え方や感じ方には違いがあるから。この違いさえ押さえておけば、平和な家庭を維持することは意外と難しくないのです。

まず、奥さんが旦那さんの心を開くのは簡単。その一言は、「そうね、あなたの言うとおりね」。もしも何かで意見がぶつかったら、棒読みでもいいので、このセリフを言ってみてください。男性は内心、「全責任が俺にかかってきた」と慌てるはず。その結果、自分の意見に責任を持つようになるので、悪い結果にはなりません。

一方で、旦那さんが奥さんの心を開くのは難しい。まず男性が女性の機嫌を損ねた場合は、その原因となった「ことがら」に注目します。「僕がこうしたから怒ってるんだよね」というように。だから「○○をしてごめんね」と謝る。しかし女性は、その「ことがら」もさることながら、「それをされて悲しくなった」「寂しかった」という、感情のほうを男性に拾ってもらいたい。ですから、女性の不機嫌の理由がわからないときは、彼女の感情に注目してください。