STEP2 自分の伝えたいものと近いものを選ぶ

「電話」に「手紙」、「買い物」に「食事」、「読書」に「旅行」に「散歩」。これらの中から、「自分が伝えたいこと」と繋がりそうなものを選んでみましょう。

西岡壱誠『東大ドリル“なぞなぞ”&“身近なテーマ”で楽しみながら「自分で考える力」を鍛える』(ワニブックス)

伝えるべきは「インターネットの便利さ」ですが、これらのうちインターネットが便利にしてくれたものとは一体なんだったでしょうか?

ぱっと思い付くのは、「買い物」ですね。アマゾンをはじめとする通販で、お店に行かなくてもインターネットで買い物ができるようになりました。または、「読書」も便利になったのではないでしょうか。電子書籍によって、分厚い本もラクに持ち運びできるようになりましたし、わからない言葉があってもすぐ検索できるようになりました。「買い物」と「読書」はこれで説明できそうです。

あとは僕なら、「食事」とか「旅行」を選びます。この2つからも、インターネットの便利さを説明できるのですが、みなさんならどう説明しますか?

STEP3 組み立てる

「食事」と「旅行」は、そこに行ったことのある人がネット上に感想を書いてくれています。例えば「台湾に旅行に行ったけど、めっちゃご飯がおいしかった!」とか「このお店、雰囲気がいいよ!」とか。インターネットはいろんな人と繋がれるからこそ、そういう自分が欲しい情報を他の人から教えてもらえるのです。

これをまとめて、

「おばあちゃんが買い物をしたくなったら、いつでも好きなときに自由に買えて、お店に行かなくても家まで届けてくれるんだよ」
「おばあちゃんが本を読むときに、電子書籍っていうのを買うと、分厚い本もラクに持ち運べて、わからない言葉があってもすぐ調べられるんだよ」
「おばあちゃんが旅行とか外食に行くときに、そこに行ったことがある人から、感想を教えてもらったり、そこの情報を聞いたりできるんだよ」

なんていうと、おばあちゃんにも「インターネットの便利さ」が伝わるのではないでしょうか?