人生100年時代。何歳になっても学び、脳を活性化させたいものだ。日常生活における脳の働きを研究する篠原教授は歳を取っても、記憶力は伸ばせるという。その理由を脳の機能をもとに解説する。
年齢を重ねることで、伸びる結晶性知能
人の能力は若いときのほうが優れている――。これは一面では正しくて、一面では間違っている。そう指摘するのは、諏訪東京理科大学で脳の働きを研究する篠原菊紀教授だ。
「流動性知能といって、その場でパッと覚え、その記憶を使ってできるだけ早く処理する能力は確かに18~25歳くらいがピークです。しかし仕事の能力に深く関わっている結晶性知能は違います」
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