「都民ファーストの会」の公認候補として当選するも、小池百合子都知事への批判を強める音喜多駿・東京都議。文筆家の古谷経衡氏は、音喜多都議を「最も嫌いな政治家」と断じ、「三枚舌」と名指しする。その理由とは――。
離党は衆院選挙の公示日直前だった
これほどまでにテレビメディアに露出する地方議員も珍しい。東京都議の音喜多である。音喜多は当選2回。1度目は北区選出のみんなの党公認として。2度目は同区から都民ファーストの会公認候補として。そして現在では都民ファーストから遁走した「脱藩者」として小池百合子批判の急先鋒とみなされている。
1983年生まれの音喜多は、私と同世代。20代後半で都議会議員になるのはやや早熟だが、地方議会で30代前半での2選は決して珍しい部類ではない。よって都民ファーストと小池がいなければ、テレビに露出する現在の音喜多はいない。
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