「2人目の壁」を乗り越えたいまどき家族のカタチ

みなさんは、“2人目の壁”という言葉を聞いたことがありますか?

本当は2人以上の子どもがほしいのに、「経済的理由」「年齢のこと」「仕事・キャリアとの両立」などが要因となって、第2子以後を持つことを躊躇しなくてはならなくなった夫婦がぶつかるもの。それが2人目の壁です。

『なぜ、あの家族は二人目の壁を乗り越えられたのか?』(一般財団法人 1more Baby 著 プレジデント社)

そんな2人目の壁の実態を把握するため、また、ママ・パパたちへの応援活動を行うため、私たち1more Baby応援団はさまざまな調査やシンポジウム、勉強会に取り組んでいます。

そういった取り組みの中で、“2人目を産み・育てる”とはどういうことなのか、“2人目の壁”を突破するヒントがどこにあるのかを探ることを目的に、子どもを持つ家庭1045人に、さまざまな調査を行いました。

“実際に2人以上の子どもを育てているママ”は実際にどんな生活をしていて、どんなふうに2人目の壁を乗り越えたのか──。

それを聞くため、直接ママたちに会いに行ってお話を聞きました。実際にお話を聞いたのは、1人目の子どもが3~5歳、かつ現在2人以上の子どもを育てている全国に住む20~49歳のママ13人です。