(3)毎朝記事配信してくれるメルマガを4~5個登録

メルマガを数多く登録している人も多いだろう。ところが赤羽氏はこう話す。

「メルマガは絞って4~5個にすることです。私自身、まぐまぐ!等で数十個登録していたこともありました。ただ、そうなると読むことに時間ばかり取られていつも後悔していたので、大半をカットしました」

(4)Facebookなどのタイムラインを活用

Facebookの友達が数百人、Twitterのフォローが数百人いれば、タイムラインには有益な記事がどんどん流れてくる。赤羽氏はそれを読むと、いわゆるキュレーションツール以上に役立つと言う。

「特にFacebookは、ビジネスツールとして完全に定着しています」

(5)毎朝・毎晩、自宅で30分ずつ記事を読む

「会社では落ち着いて情報収集することができませんし、目先の情報しか追えません。ほかの人が起きていない時間などに自分のスキルアップやキャリア形成に関わる記事などを、範囲を広げて読むことをお勧めしています。30分と区切るのは、面白そうな記事が次々に送られてくるので、そうしないと時間がいくらあっても足りないからです」

(6)あらゆる記事は話半分で。必要に応じ、裏取りをする

「どういった記事でも、すべて話半分で読む。そうしないと、悪意ある記事に騙されます。裏取りができた場合のみ、人に話したり、仕事に使うほうがいいですね」

(7)ノートブックPCおよび大型ディスプレイを使用

タブレットやスマートフォンでばかり情報収集している人は、赤羽氏によれば生産性が非常に落ちるという。

「ノートブックPCと大型ディスプレイを使うのがお勧めです。できるだけ1台のノートブックPCを使うと、単語登録や、デスクトップの使い方、ファイル操作などストレスがなくていいでしょう。大型ディスプレイを使う理由は、余計な操作がなくなり、疲れず、全体を見ながら進めることができるからです」

(8)ブラウザを最適化する

「今、反応が一番速いブラウザはクローム。クロームの初期設定だと、検索結果が10件のみ表示されますが、これだと次のページに行くのが手間で、つい止めてしまう。できるだけ多くの結果が表示されるよう設定を変えましょう。また、検索結果を別ウインドウで開くのもポイント。記事がはずれだと思って閉じたとき、検索結果自体がなくなりません。こういう積み重ねが人の何倍もの情報量につながります」