小学生の半数近くがスマホを持つ時代
子どものスマホ所持率が急激に高まってきました。小学生ですら半数近くが持ち始めています。理想は持たせないことなのかもしれないのですが、特に中高校生の子どもを持つ親にとっては、その選択肢自体が難しくなっているようです。
中には部活動などの連絡網にSNSのグループメールを利用している場合もあり、親の方もそれを理由に所持を認めざるをえなくなり、折れている現状があります。
保護者同士の連絡網として、または部活動の顧問が連絡網として積極的に利用しているということもあるようです。
いじめの原因の筆頭にSNSを挙げて憂慮している学校側として、どうにも理解しがたい姿ですが、それぞれ事情があるのだと思います。
よって本稿では「スマホを持つ前提」で話を進めていきます。ただ、スマホを持たせるにしても、わが子を「スマホ漬け」にしたい親などいません。親として、どのようにスマホと付き合っていくべきかを考えます。
本稿では、大きく次の提案をします(*(2)~(5)は次回原稿にて掲載予定)
(1)親自身のスマホのルールを決めよう
(2)スマホの使用ルールを相談して決めよう
(3)スマホ使用量は選択性で
(4)親のスマホを貸してあげよう
(5)愛情を伝え、信頼関係を築こう