朝日新聞にあなたの「声」を載せる法

【飯島】マスコミが自民党や安倍内閣がひどいと言うなら、民主党政権との比較で論ずる責務があるはず。

【花田】当然です。

【飯島】ですよね。マスコミは本当に情けないと思う。

【花田】全然ダメですね。

【飯島】もう1つ、マスコミが残念だったのは、安全保障関連法案反対のデモの参加者は主催者発表が12万人で警視庁の発表の3万人とずいぶん違ったこと。なぜ、マスコミは主催者発表を垂れ流すのでしょうか。

【花田】おかしな話ですね。例えば2007年に沖縄で教科書検定反対で11万人集会と沖縄タイムスや琉球新報が見開きの大きな見出しで報じたことがありました。警備会社のテイケイの高花豊会長が、航空写真に升目を書いて人数を数えさせたら2万人以下だったのです。

主催者発表がオーバーな数字だというのは報道する側は知っているのに、新聞社はなぜ主催者発表を鵜呑みにするのか。ヘリもあるし、組織も大きいし、アルバイトでも雇って、計算させればすぐわかるはず。それでも正確な数を出そうとしないのは、なるべく多いほうがいいからではないかと勘ぐりたくなります。

【飯島】人数もそうですが、実際にデモを見た人に聞くと8割以上が高齢者だったようですが、テレビも新聞の写真も若い人しか映さないし、インタビューをしない。

【花田】年配の方はおそらく組合員や、党員の方々でしょう。テレビが映像を切り取るのは仕方がない面もありますが、本当に作為的だと思う。新聞は、毎日毎日「戦争法案だ」と書いてね。それを読まされている朝日の読者は「これは戦争法案なのだ」と信じてしまいます。

【飯島】活字による洗脳に近い。