早期発見が重要！クイズ形式でわかる「認知症診断」

【6】私がこれから言う数字を逆から言ってください。（6-8-2、3-5-2-9を逆に言ってもらう。3桁逆唱に失敗したら打ち切る）
配点：0～2点（1回ごとに、1点）
検査の目的：記銘力と注意力

【7】【4】で、先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください。（自発的に回答があれば各2点、もし回答がない場合、以下のヒントを与え正解であれば1点）
ヒントa) 植物 b) 動物 c) 乗り物
配点：a ：0～2点、b：0～2点、c：0～2点
検査の目的：遅延再生力

【8】これから5つの品物を見せます。それを隠しますので何があったか言ってください。（時計、鍵、はさみ、鉛筆、硬貨など、必ず相互に無関係なもの）
配点：0～5点（1つにつき、1点）
検査の目的：記銘力

【9】知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってください。（答えた野菜の名前を記入する。途中で詰まり、約10秒間待っても出ない場合にはそこで打ち切る）
配点：0～5個＝0点、6個＝1点、7個＝2点、8個＝3点、9個＝4点、10個＝5点
検査の目的：発語の流暢性

満点：30点
カットオフポイント：20/21（20点以下は認知症の疑いあり）、21点以上は非認知症

出典：『よくわかる認知症Q&A』（中央法規）を基にプレジデント編集部で作成