独立開業の準備を兼ねて副業をする人もいる。西岡二郎さん(仮名・44歳)は、3年前、20年間勤めた不動産会社を退職し、1年間の猛勉強のすえ、社会保険労務士の資格を取得した。
「好不況の波もあるし、会社が永遠にあるとも限らない。路頭に迷わないためには、ずっと必要とされる仕事で独立開業する必要があると考えました」

現在は、会計事務所に勤務するかたわら、会社の許可を得て有給休暇を使い、月1~2回、社労士の業務を行っている。

「本業の年収は900万円から650万円に減りました。副業の収入は月3万~5万円程度。でも、知識や経験を積み、顧問先を得るための人脈づくりが目的で、勉強すること自体が楽しいんです」