夫(妻)ともめない共通口座の作り方

話し合って決めた金額を毎月でもいいし、まとまった貯蓄やボーナスがあるのなら、半年や1年に1回と決めて入金してもいい。

共通口座ができれば、1年間で456万円のお金が口座の中に入ってくるので、記帳するだけで家計としての支出と貯まっていくお金が"見える"。これにより、管理も楽だし、お金も貯めることができる。

さらには、共通口座に入れなかったお金は自分のこづかいとして自由に使えるし、家計にいれるお金の義務はきちんと果たしているから、「趣味にばっかりお金を使って」とパートナーに言われるストレスもなくなるのだ。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがあるが、疑心暗鬼だったり、恐怖心をもってお金を見ると、それは「見たくないもの」「考えたくないもの」になってしまう。ただし、真正面から取り組むことで、いざやってみると「案外あっさり」解決してしまうことが多いのも共働き家計の特徴なので、貯蓄に悩むなら、「一本化」か「共通口座」に挑戦してみてはいかがだろうか。

【関連記事】
「働く妻vs専業主婦」年金格差の正体
年収別に試算「一体、手取りはどれだけ減るのか?」
「専業主婦の子育て」は、2億円以上の機会損失!
「わが家はリッチ」のカン違いが生む悲劇
夫と妻では大違い!? 共働き夫婦の遺族年金