経済産業省出身で首相秘書官の筆頭格(政務担当)、今井尚哉(たかや)氏への風当たりが強まっている。元々、今井氏に対しては「今井秘書官が首相の来客を差配しており、彼の許しがないと首相に会えない。霞が関の官僚も今井氏に嫌われないよう今井詣でをしているが、いったい何様のつもりか」(自民党議員)といった不満が以前から政官界に渦巻いていた。

それに加えて、安倍政権の成長戦略を巡っても、首相の参謀である今井氏と関係省庁との軋轢が高まる一方という。

「1月のダボス会議での基調講演で、安倍首相が成長戦略の柱としてGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の改革や法人税減税に言及したのは、今井氏が知恵をつけたため。今井氏は、GPIFの株式運用本格化と法人税減税について反対の厚生労働省、財務省と対立している」(全国紙政治部長経験者)

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