自己効力感は、行動と継続のガソリン
冒頭でお話ししたように、SNS時代は、他人との比較で「自分はだめだ」と自己否定に陥りやすく、自己肯定感も下がりやすいです。「SNSの利用時間が長引くほど、自己肯定感が下がり、幸福度が低下する」という研究もたくさん出ています(※3)。
しかしながら、AIを「仕事や勉強の相棒」として上手に活用し、知性サイクルを回していけば、今まで以上の自己成長が可能になります。
むしろ、あなたは自分が成長しているのに、「劣等比較」によって、自分の成長に気づかなくなっている可能性が高いのです。
本書『知性大全』でお伝えしている「知性を磨く方法」を実行し、知性サイクルを回せば、あなたは確実に成長します。そして、自分の成長にもっと気づいてほしい! 自己成長を味わうべきなのです。
心理学者のアルバート・バンデューラは、「自己効力感」(Self-efficacy)が行動継続を決めることを示しました。自己効力感は、「自分は伸びている」という実感から生まれます。つまり、成長を味わえない人は、挑戦を続けられないのです。
※3 Marciano L et al. Does social media use make us happy? A meta-analysis on social media and positive well-being outcomes. SSM - Mental Health, 6, 100331. (2024) DOI: 10.1016/j.ssmmh.2024.100331
「成長を実感する」ための3行日記
多くの人は「成果を出す」「結果を出す」ことにとらわれますが、「成果」以上に「成長実感」が重要なのです。成果が小さくても、成長している実感があれば、行動できる! 継続できる! というわけです。
では、どうやれば「成長を味わう」ことができるのか?
もっともおすすめの方法は、「3行できた日記」を書くことです。
「今日あった楽しかったことを3つ書く」のが、ポジティブ日記の基本ですが、自分が「できたこと」を中心に、3行日記を書けばよいのです。
「新しいことができた!」なら当然記入。昨日、1週間前、1カ月前よりできるようになったことがあれば、どんどん記録してください。成長を実感できるエピソードなどは、「1行」にとらわれず、長く、具体的に書いてください。
ポイントは、語尾を「できた」で終わらせること。それだけです。


