認知のアップデートが変化の時代を生き抜く土台になる
「変化の波にさらわれるのではなく、変化の波を乗りこなす」
時代や自分の環境の変化に対して、「これまでの自分が通用しなくなる」という不安を抱えながら私のプログラムに参加した参加者たちの証言には、共通した変化のプロセスが見える。まず気づくのは、自分がいかにオートパイロットモードで動いていたかという事実だ。
オートパイロットモードへの気づきは、やがて認知そのものへの問いへと深まっていく。
「私はこれまで、思考力を武器に成果を残し、昇進してきました。しかし、そうした過去の成功体験を一度手放し、自分自身の価値観や認知の仕方をアップデートし続けなくてはならないことを理解しました」
変化の激しい環境に置かれながら、マインドフルネスの実践を続けた参加者からは、認知の変容とともに行動が変わる様子が報告されている。
「変化に対して、不安や恐れはわいてくる。でもその都度それに気づき、時間があるときにジャーナリングでその不安をアウトプットするようになりました。出し切ると、頭と心の霧が少し晴れる感覚があります。不安や恐れによってフリーズしてしまう自分がいましたが、モヤモヤが晴れると、好奇心を持って変化の波に乗っていく意識を持つようになりました」
「プレッシャーを感じて心が折れそうになるとき、シンプルに3呼吸のマインドフルネスで自分に戻る方法を身につけられたことは、自分にとってとても大きいです」
もちろんスキルや知識、人的ネットワークのアップデートは必要だ。しかし、その前に、認知のアップデートがある。それが、変化の時代を生き抜く力の土台となっていく。
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