普墺・普仏戦争でプロイセン=ドイツに勝利をもたらした名参謀モルトケ。彼が最も重要視していたのは、局地的な「戦術」ではなく大局的な「戦略」だった。そして淀みなく戦略を実行するにはリーダーとスタッフがともに強力である必要がある。
ドイツ参謀本部が完成させたスタッフ育成法は、世界中の軍隊で手本とされた。だが、そのドイツ参謀本部もリーダーの育成は偶然に頼っていた。二度の大戦での敗因はリーダー育成の失敗だと本書は指摘している。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント


