選んだ言葉を適切な場所で使うスキル

この出来事から言えるのは、選んだ言葉を適切な場所で使うこと、それもスキルのひとつなのだということ。

「伝えにくい」と思うからこそ、最善と思う場所とタイミングを選択して伝えることができる。

空気に敏感な人だけができる技なのだと感じました。

ちなみに、事例に登場したサブトレーナーの方は、その後20年もかからずに、異例のスピードで会社の役員に昇格されました。

三上ナナエ『控えめでも存在感のある人がしていること』(大和出版)
三上ナナエ『控えめでも存在感のある人がしていること』(大和出版)

言葉を選ぶこと、場所やタイミングを選ぶことは、ときに遠回りに見えるかもしれません。しかし、かえってその時間が、事をスムーズに進める大きなカギになっていることも多くあります。

控えめな人は、当たり前のことをしているだけだと感じるでしょう。

でも無駄に人を傷つけないように選択することは、簡単なようで簡単ではありません。

その配慮こそが評価と信頼を同時に積み上げている、確かな強みなのです。

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