サンドイッチには硝酸Na、乳化剤、増粘剤

それからコンビニオリジナルの弁当、パスタ、ラーメン、うどんにも多くの添加物が使われています。弁当の場合、様々な具材の味つけや保存性向上のために各種の添加物が必要なのです。

和風ハンバーグ弁当
写真=iStock.com/years
※写真はイメージです

またパスタには、ハムやベーコン、ソーセージ、明太子、たらこなどが具材として使われていますが、それらには発色剤の亜硝酸Naが使われています。さらに明太子とたらこには赤系のタール色素が使われています。

その近くにはたいていコンビニオリジナルのサンドイッチが陳列されています。ハムサンド、ミックスサンド、ツナサンド、卵サンドなどがメインですが、ハムサンドやミックスサンドにはハムが挟んでありますから、当然ながら発色剤の亜硝酸Naが含まれることになります。ツナサンドや卵サンドも、乳化剤や増粘剤などが使われています。

以上は、コンビニで売られている主な食品をあげたものですが、複数の添加物が使われていて、また工業生産された精製原材料も使われている製品が多く、それらは「超加工食品」に当たります。

スーパーも「超加工食品」が多い

コンビニが生活の中心となりつつある今でも、やはりスーパーマーケットの存在は大きいといえます。なにしろコンビニに比べて食品の種類が豊富ですし、値段も安いものが多くなっています。

しかし、「超加工食品」が圧倒的に多いことはコンビニと変わりがありません。大量に入荷できて、長期間陳列できるので売り手側としては効率がよいからでしょう。

たいていのスーパーは、まず入り口近くに野菜や果物などの生鮮物が陳列されています。日持ちしないので、できるだけお客の目に留めてもらって、早く買ってもらおうという狙いなのでしょう。

その先には肉類や魚類など、やはり生鮮物が陳列されることが多くなっています。入り口からの流れの中で、お客にできるだけ目に留めてもらおうという狙いでしょう。ちなみに、これらは「NOVA分類」(※)のグループ1に当てはまる食品がほとんどです。

※食品を加工度により4つのグループに分類。グループ1は未加工または最小限の加工食品(野菜・果物・米・小麦など)、同2は料理用の加工・調味材料(植物油・砂糖・食塩など)、同3は加工食品(缶詰・パン・チーズなど)、同4は超加工食品(加糖ブドウ糖液糖、果糖、香料、着色料、乳化剤など)。

食品添加物の表示方法
出典=消費者庁

その先はスーパーによって違いがありますが、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉が陳列されているお店が多いようです。家庭で料理によく使われる食品ということで陳列しているのでしょう。

しかし、これらの加工肉は典型的な「超加工食品」であり、しかも大腸がんの発症リスクを高めるというものです。

このほか、生麺類や乾麺類、ナタネ油やコーン油などの植物油、バター、しょうゆ、みそ、ソース、ケチャップ、マヨネーズなどの調味料も大きなスペースを占めています。これらはグループ2、あるいはグループ3の食品に当たるものがほとんどです。