城西国際大学の一期生である私は、同大学院研究科に大学院生のための奨学金をずっと納めているのですが、2019年、鈴木先生が研究科長に就任された際にご挨拶して以来、ずっとお付き合いさせていただいています。当社の組織上の構造改革やIR関係のアドバイスを頂いたり、博士論文を平易に書き直した著書(『シリコンウェーハ市場における競争優位の獲得』)についても、先生に文章のチェックをお願いしました。

方氏と鈴木氏
東京・大井町のRSテクノロジーズ社にて。

当社の主業務は半導体メーカーが使用したシリコンウェーハのリサイクル事業。リーマンショックや東日本大震災も、人員削減なしで乗り切りました。「在日中国人約76万人の中で最も成功した経営者。多様性の時代には、あなたのような人が活躍しなければ」と先生に励ましていただけるのは嬉しいことです。もっとも、就職氷河期の1998年に大学を卒業した私には、起業しか選択肢がなかったのですが……。

先生は公共政策の専門家ですが、いつもおしゃれで素敵な方。実際の年齢よりもずっと若く見えますから、ファッションのセンスを学びたいくらい(笑)。お酒の飲み方はジェントルマンで、人付き合いも淡々とされています。要職を歴任されながら、「組織で上を目指すのには向いていない。信念を曲げてまで一定の場所にとどまりたくない」「今はフリーターです」と笑っておられますが、実は日本のゲノム医療の新しい可能性などを模索中。先生のそんな生き方に、私は憧れています。(方)

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