よりよき人生に寄り添う投資のあり方

「単なる投資の指南書なら、私よりも専門知識を持った方々が書いた本が数多くありますよね。私が本書を執筆するに当たってまず考えたのは、どう投資したらいいのか迷っていたり、投資に恐怖心を抱いていたりする人に向けて、肉乃小路にくのこうじニクヨという自分ならではの人生に基づいた投資に対する思いをお伝えしたいな、ということでした」

慶應義塾大学在学中から女装をスタートし、卒業後は金融業界で勤務した肉乃小路さん。証券会社、銀行、保険会社などを渡り歩き、新宿2丁目の夜の社交場で人間観察力に磨きをかけてきた。そして、42歳で退職し、フリーランスとして生きていく道を選ぶ。まさに、肉乃小路さんならではの人生を歩んできた。

肉乃小路ニクヨ
肉乃小路ニクヨ
経済愛好家、ニューレディー、コラムニスト。慶應義塾大学卒業後、金融業界で勤務し、お金のプロとしてさまざまな提案を行う。42歳で退職後はフリーランスとして、自分らしく生きるのに必要なお金との付き合い方をメディアで発信。

「未来はよくなると思いながら、私は生きてきました。同時に、そうしたなかで自分自身を変容させ、もっと自由な自分になっていきたいと考えてきたのです。実は、投資をすることで、未来がどう変化するかを考えるようになれます。また、そのことは自分の仕事においても、新しい目標設定や潜在的な課題の抽出などに役立ち、さまざまな経験を積み重ねることによって、変化に対応する力を身に付けられるんですよ」

(文=伊藤博之 撮影=西尾豊司)
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