数百人が「巨大サウナ」にすし詰め
「電気が来なければ、いかに最新のエアコンがあってもただの巨大な箱に過ぎない」ということだ。
国が公表している首都直下地震の被害想定を紐解くと、驚きのシナリオが描かれている。発災直後、首都圏ではなんと約52%、軒数にしておよそ1600万軒が大規模な停電に見舞われると予測されているのだ。
とくに懸念されるのが、電力関係施設へのダメージである。首都直下地震の強烈な揺れや、湾岸部で懸念される大規模な液状化現象などにより、送電網が致命的な打撃を受ける可能性が高い。供給力回復までの計画停電や、火力発電所の被害などが加わると、電力の復旧はさらに遅れるだろう。東京湾沿岸の火力発電所が1カ月程度停止するという想定もある。
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