疲れるほど体重が増えるワケ
疲れれば疲れるほど、体重が増えることがあるのはご存じですか?
これは、「脂質異常症」と呼ばれる症状で、一見ストレスから食べすぎてしまって体重が増えると思いがちですが、これにも副腎疲労が関係しています。
実は、コルチゾールのおおもとの材料は「コレステロール」です。コルチゾールをつくるには、コレステロール値を高くしなければつくることができないため、副腎疲労になると、それに伴ってコレステロール値は高くなってしまう。
要するに、コレステロールがない限りコルチゾールをつくれないので、副腎疲労気味の人は、脂っこいものが好きになるわけです。
言い換えれば、血糖値を瞬間的に上げてくれるものが好きになるということ。そうして疲れが取れない限り、ラーメンやスイーツがやめられなくなって、体重がどんどん増えていきます。
すると、腸内環境が悪いまま体重だけが増えていくので、どんどん疲れやすい体になってしまうという流れです。
痩せているのにお腹だけぽっこり
これは、一見痩せているように見える人にもあてはまる場合があります。
「毎日仕事が忙しくて、つい夜食にお菓子やラーメンを食べてしまう」
そんな人はとくに、慢性的なストレスに対処しようとおのずと脂質過多になっていることがあり、「痩せているのにお腹だけぽっこり出ている」という症状がよく見られます。
また、人間の体には、飢餓になるリスクを避けるために、エネルギーを蓄積するメカニズムが働いています。でも、これだけ食が豊富な時代の現代人にとって、飢餓になるリスクはほんのわずかなもの。ただ、実際には飢餓でなくても、体内に炎症がある状態を体は危機的状況ととらえてしまうのです。
すると、エネルギーをあまり使わないまま体内にためる状態になり、男性の場合はお腹まわりに、女性の場合はお腹まわりとお尻と太腿に脂肪がついていきます。
このように、さまざまな理由から、小麦を食べていると疲れやすくなり、それに伴って体重も増えていくのです。
