自分が必死に守ってきた「立場」とは何か

率直に言って、とてもショックでした。

もちろん、かつての友人が活躍していることを手放しで喜びたい気持ちはありました。その一方で、彼のまぶしい成功と、これまで自分が必死に守ってきた「立場」を比較して、割り切れないものを感じざるをえなかったのです。

私はそれなりに「聞き分けのいい」学生でした。いわゆる進学校から大学へ進み、大手企業へ入社。親や先生が説く「いい学校に入って、いい会社に就職すれば幸せになれる」という教えを疑うことなく、ただ忠実に歩んできたのです。