目指すは「明るいブラック企業」
今のご時世、ブラック企業は存在自体がご法度と言われます。あらゆるハラスメントは処罰の対象とされ、健全な企業が称賛される。そのためなんでもかんでもホワイトにしようとしますが、私は「ブラック企業も悪くない」とあえて伝えたいのです。
起業した時は24時間365日働く、その気概なくして会社経営の成功などあり得ないと思っていましたし、そのまま変わらずやってきました。
もちろん「パワハラやセクハラをしていい」と言っているわけではありません。
会社で全社員が一丸となって必死に働いていれば、時にはサービス残業が避けられなかったり、上司から厳しい言葉が飛んでくることがあったりするかもしれない。しかし、品行方正にキレイ事ばかりしていたら、会社のオリジナリティなんてすぐ消えてなくなります。
早朝出勤、サービス残業、休日出社はありますが、労働紛争がなく、離職率が低く、社員が元気で、月曜日の朝が楽しみになるマネジメントに尽力するほうが価値は高いと思います。そんな「明るいブラック企業」創りにギアチェンジしませんか?
男性社員にアルマーニの靴下を贈呈
カーベルではかつて入社後1年間での離職率が60%もありましたが、現在は8%です。カーベルが離職率を下げ、明るいブラック企業になるために取り組んだことが3つあります。
1つ目は「会社(社長)が社員をおもてなし」、2つ目は「社内表彰」、3つ目は「間違った福利厚生」です。
会社(社長)が社員をおもてなし
私は一番先におもてなしをすべき相手は社員だと考えます。そこで、私が考え抜いた当社のおもてなし制度を紹介します。
・お誕生日賞:毎月月初に朝礼で実施。お誕生日の男性社員には冷温の肌着各1枚と靴下3足、女性にはクッキーをプレゼントし、全社員でバースデーソングを大合唱
・永年勤続表彰:3年・5年・7年・10年・15年(年数×1万円)を朝礼で現金支給
・4月1日新年度賞:新卒の入社式と同時に開催。男性社員にはその年のラッキーカラーのネクタイ、女性にはスイーツを贈呈
・ボウリング大会:毎年8月最終土曜日開催。社員、子ども、奥様旦那様、彼氏彼女参加OK。上位表彰、懇親パーティーまで全額会社払い
・クリスマスパーティー:提携企業もご家族も参加するホテルでのイベント。男性にはアルマーニの靴下、女性にはシャンパンや季節商品をプレゼント

