クリミアでは市民への販売が停止

ヴラドさん夫婦は近くのホテルに部屋を取り、交代で列に並んだ。一人がじりじりと車を前進させている間に、もう一人がホテルで仮眠をとり、シャワーを浴び、携帯を充電し、食事をとる。楽しいはずだった旅の途中、そんな生活が2晩も続いた。

不幸中の幸いだったのは、2日間を同じ列で過ごすうちに、ドライバー同士が助け合うようになっていったことだ。買い出しに行く者が周囲の分もついでに買い、代金はモバイル送金で精算する。ヴラドさんは列で出会ったドライバーたちと、「友達になった」と振り返る。

一方、割り込みが起きないようにと、交通警察官が出動する騒ぎにもなった。