アルバイト感覚のままヒットを連発

日本が経済成長を遂げた時代はリスクと実利は表裏の関係にあり、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」とされた。

だが、長い不景気を経て不確実性の時代になった現代において人生の勝者になるには、「虎穴に【入らずして】虎児を得る」――すなわち、いかにリスクを避け、実利を手に入れるかという「寝業」が求められる。

秋元の人生観と処世術は、鋭敏な感覚によって時代を先取りしたものと読み解くことができるだろう。中央大学に進学すると放送作家として本格的に活動を開始。やがて亀渕の勧めで作詞を手がけるようになる。