反旗を翻した人物に角栄が送った意外な言葉
普通の政治家であれば、自分に弓を引いた人間を許すことはない。だが、角栄は普通の政治家ではなかった。秘密裏に面会を求めた河野氏を受け入れただけでなく、新党結成をこう評価してみせた。
「新党には必然性がある。しっかりやれ。ただし6人じゃ少ない。次の選挙はどうする。俺が幹事長だったら15人はつけてやるところだが……。6人しかいないのだから、毎日朝昼晩と一緒に飯を食え。できるだけ一緒にいることだ」
「政敵」の肩を叩き、激励した角栄――河野氏はこの日のことを「絶対に忘れることができない」と回想している。
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