「分散投資」は配当株投資でも有効か

「10銘柄」くらいに絞り込んで持ち株数を増やすことが大事です

配当株投資では、過度に銘柄を分散させても、あまり効果はありません。

持ち株数を増やして、できるだけ多くの増配を享受することが配当株投資の基本ですから、漠然とした不安を解消するために分散投資をすると、それぞれの持ち株数が少なくなるため、期待したほどの効果は得られないものです。

投資対象となる株は10銘柄くらいに絞り込むことが、配当株投資を合理的に進める方法です。

一番の理由は、銘柄数を絞り込み、そこに資金を集中させることで、配当金の受け皿となる持ち株数が増して、増配の恩恵を受けることにあります。

保有する銘柄を絞ることで、「株の管理」が容易になるという側面もあります。

配当株投資を賢く進めるためには、3カ月に一度のペースで発表される「四半期決算」の内容を確認し、企業の現状を理解して、今後の方針を立てることが大切です。

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保有する銘柄を10くらいに絞り込む

私はこうしたルーティンを株の管理と呼んでいます。

数多くの銘柄を3カ月ごとにチェックするのは、時間的にも、精神的にも大きな負担になります。

一社ずつを入念に管理して、結果的に銘柄数が増えたのならば問題はありませんが、あまりにも多くの銘柄を抱え込んでしまうと、株の管理が行き届かなくなって、迷走の原因を作り出すことになります。

保有する銘柄を10くらいに絞り込んで、定期的にチェックを繰り返しておけば、一時的に株価が下がった場合でも、それが業績の悪化が原因なのか、「株式市場の需給よって過剰に売られた」など、外部環境の変化が関係しているのかを把握しやすくなります。

日頃から、自分が株を持っている企業の動向を注視していれば、株価が下がったタイミングを好機と捉えて、前向きな気持ちで買い進めることが可能になります。