戦死者の人骨出土の衝撃

11体の人骨のうち、10体が男性のもので、1体が女性のものであった。人骨はすべて10代後半から成人のものだとされた。

そして人骨の調査がすすむ中で、それらの人骨が何らかの戦闘に関わるものだとする見解が出されたのだ。11体の人骨のうち8体の人骨に、鋭利な石器や鈍器で付けられたとみられる傷があったのだ。この傷のなかには、致命傷になったとみられるものまであった。

5人が、石斧や石槍による攻撃による傷で死んだというのである。その他に骨に傷が残らない形で死んだ者もいたと考えてよい。そうすると11体の人骨が出土した墓は、何らかの戦闘の犠牲者をまとめて葬って供養したところだったと考えることができる。