日本人へ「揺れるのはこれからだ」
アメリカの政治学者でハーバード大学ケネディ行政大学院の初代学長を務めたグレアム・アリソン氏の著書『米中戦争前夜』の中に、こんな一節がある。
「中国人は明らかな戦闘をするよりも、自分たちの立場を有利にする小さな積み重ねによって、勝利を得ようとする」
冒頭に紹介したピルズベリー氏の言葉もそうだが、今は、中国がすでにゲームを始め、武力行使の準備も完結の時期を迎えつつある状況と考えていい。
習氏が語る「中国の夢」(台湾統一)実現に向けた動きは、やがて「目に見える戦い」になっていくのではないかと危惧するのである。
最後に、アリソン氏の著書から、日本人の覚悟として必要な一節を抜粋しておく。
「シートベルトを締めなさい。揺れるのはこれからだ」

