「選挙の女王」が9年ぶりに復活
2つめの逆風は与党圧勝の予測そのものだ。序盤は与党の圧勝が予想されたが、各地で与野党候補が競り合っているとの調査結果が出たことで、有権者が投票に行こうとする心理が働いた。「どうせ与党が勝つ」という空気が与党支持層の緊張感を緩め、危機感を持った保守の投票率を高めたわけである。
3つめの逆風は、朴槿恵元大統領の復帰だ。「選挙の女王」との異名を持つ朴槿恵氏が、弾劾から9年ぶりに国民の力候補の応援演説に立った。大邱・慶尚道の高齢保守層に火がつき、眠っていた保守支持層が目覚め始めた。尹錫悦前大統領の弾劾によって完膚なきまでに叩きのめされたかに見えた保守層が存在感を示したのである。
※ハンギョレ新聞「韓国地方選挙で李明博・朴槿恵元大統領が前面に…保守野党からも『中道層に悪影響』」(2026年6月1日)
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能

