夕張市の「攻めの廃線」は成功? 失敗?

この提案に対し、北海道の鈴木直道知事は4月17日に行われた定例記者会見の場で「上下分離ありきの議論は課題が多く、容易ではない」「経営自立に向けて、JRグループ全体での収入確保など、経営全体の問題の中で幅広く考えていかないといけない」と発言した。

現在2期目を務める鈴木直道知事は、2008年に東京都庁から夕張市に出向し、その後30歳の若さで市長に就任。一時は「自治体再建のヒーロー」ともてはやされ、2019年に「稼ぐ道政」を公約に掲げ北海道知事に初当選した。

しかし、夕張市長時代にはJR石勝線夕張支線の攻めの廃線を実施したばかりか、市が所有していた観光4施設を格安で中国系資本の企業に売却したが、その後、4施設の運営会社は倒産。観光を基幹産業とする夕張市の経済が崩壊している。