日記に書くのは「感情」ではなく「情報」
脳の若返り方法として「日記」をおすすめすると、「なにを書けばいいかわからない」「書くことがない」というお声をよくいただきます。
書くことが見つからないのは「感情を文字にしようとする」からです。実は、感情を言語化するのは高度なことなのです。
日記に書くのは、その日の「感情」ではなく「情報」と考えてください。
先の記事で紹介した模様がえなどは全て「情報」。ウォーキングをしたら距離やタイムを、スーパーに行ったら時間や金額を日記に情報として残しておきましょう。その日の天気・気温と服装を記入するのも役立つ情報となります。
記憶系・理解系・思考系が情報を整理し、整理された情報を伝達系・運動系が文字化して日記になります。
一連の作業では感情系も一緒に働きますので、日記は脳力をおもいきり活動させるとてもいいトレーニングです。
・削った鉛筆の仕上がりに一喜一憂する
・日記には感情ではなく、その日の「情報」を記録する
芸術家がいつまでも若々しい理由
文章で感情を表現することは難しいのですが、「川柳」なら気持ちを投影しやすくなります。「五七五」の制限のなかで削ぎ落とした表現が求められるからです。
町中で見かけた派手な車を五七五に詠んだだけでも、そのシーンを切り取ったことで、ある種の心情が投影されるのが川柳の面白いところです。
さて、毎年、敬老の日に向けて「有老協・シルバー川柳」(全国有料老人ホーム協会)の公募があります。2001年にスタートし、ユーモアあふれる句、哀愁漂う句など、入選作品はどれも味わい深いものです。
日々書きためた川柳を読み返すだけでも楽しいものですが、コンテストへの応募や自身の句集をつくるなど目標を立て、「表現者」として川柳に取り組んでみるのもいいでしょう。
川柳をはじめ、絵画、写真など全ての創作活動は思考系、感情系、伝達系、運動系、視覚系、理解系、記憶系といった脳番地全体の協力でおこなわれるものであり、だからこそ芸術家と呼ばれる人々はいつまでも若々しいのです。
作品をX(旧ツイッター)、インスタグラムで世界発信すると、仲間づくりのきっかけにもなるでしょう。
川柳の言葉の響きをみるために音読すれば聴覚系の刺激にもなります。
・1日の「記録」のつもりで詠む
・公募やSNSでの発信も視野に入れる

