脳科学者の黒川伊保子先生が、脳の成長ステージに合わせた「親子の関わり方」について教えます。
Q.息子がおもちゃを片づけません。整理整頓の力をつけるには?
脳と空間は連動しています。このため脳が違えば、快適な空間のありようも違います(夫婦でも違うから、ムカつくわけですね)。特に理系傾向の強い男の子の脳にとっては、あっちこっちにおもちゃが散らばっている状態も、ちゃんと把握されデザインされた「美しい空間」。彼らの脳は、おもちゃへの距離を測ったり、遠近の見え方の違いを楽しんだり、構造や質感を予想して確かめることを楽しんでいます。
理系脳を育てたかったら、いっそ遊びコーナーを作って、何日も片づけないことをおすすめします。園や学校で、自宅で作成中のレゴの作品を思い浮かべ、帰ったらああしよう、と想像して実行すると、数学や物理学の仮想空間を操る能力や設計力が育ちます。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


