脳科学者の黒川伊保子先生が、脳の成長ステージに合わせた「親子の関わり方」について教えます。

Q.就寝時間が遅くなり朝も起きない。どうすればいい?

睡眠の質は、頭の良さや身長の伸びに大きく影響します。睡眠の質を向上させるホルモンのメラトニンは、①夜の9時以降は電子画面を凝視しないこと、②11時には眠っていること、③夜お風呂に入ること(皮膚表面の温度変化が脳に影響します)、④寝る時間と起きる時間が規則正しいこと、が分泌加速のポイントです。男子には「今晩、0.01mm伸びるかもしれない身長が伸びないけれど、いいの?」という言葉が殺し文句になります(最近は女子にも効きます)。

朝起きられないのは、精神論では直せません。腸内環境が悪いことも原因です。脳神経信号を活性化して目覚めをもたらすセロトニンは腸でつくられるからです。糖質過多を避ける、ヨーグルトや水溶性繊維質を摂取するなどの工夫も重要です。

※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。