高カカオチョコレートで血液サラサラ

おやつに食べるお菓子のなかにも、血液をサラサラにする食品があります。それはチョコレートです。ただし、やや苦みが強い高カカオチョコレートに限ります。

高カカオチョコレートは、カカオの含有量が高いチョコレートで、ダークチョコレートと呼ばれることもあります。

高カカオチョコレートは、カカオの含有量がパッケージに記載されていますが、70%以上のものを選びます。含有率が高くなるほど苦みが強くなりますが、カカオの香りも強くなるので、チョコレート本来の味を楽しむことができます。

カカオに含まれるポリフェノール(カカオポリフェノール)という成分には、動脈硬化の進行を抑える効果があります。つまり、高カカオチョコレートには、血液サラサラ効果があるということです。

高カカオチョコレートを食べると、糖尿病が30%、心臓病(虚血性心疾患など)が37%、脳卒中(脳血管障害)が29%も減少するという研究があります。

高カカオチョコレートで血液サラサラ
写真=iStock.com/fcafotodigital
高カカオチョコレートで血液サラサラ(※写真はイメージです)

1日5回食べるといい

私の糖尿病の患者さんのほとんどは、前述した酢納豆と高カカオチョコレートを食べています。

1日に食べる高カカオチョコレートの量は、25gが適量です。板チョコは2かけで約5gなので、1日10かけ食べられる計算になります。

1度に25g食べるよりも、5gずつ分けて食べるほうが、血液をサラサラにする効果は高まります。

カカオは食物繊維が豊富なので、おなかがすいたときに高カカオチョコレートをおやつとして食べれば、血糖値がゆるやかに上がり、空腹感がおさまりますが、血糖値スパイクは起こりません。

おすすめなのは、食事の前と食間、5回のタイミングでとることです。食事の少し前に高カカオチョコレートを食べると、カカオの食物繊維の働きで、その後にとる食事による血糖値の上昇がゆるやかになり、食後血糖値のピークも抑えられて、血糖値スパイクを防ぎます。